懐かしい味

2003年6月22日
箱根ソバ食べたぞ〜い(^O^)b♪
やっぱり箱根ソバが一番だよ!!冷やしめかぶソバ、コレ押さえておきましょうね。夏限定ですから。温泉卵が入ってるだよ。
箱根ソバは小田急線の駅にしかないみたい。

Saya.は去年の今頃は小田急線沿いに住んでいたので、学校へ行く前や、飲んで帰って来た時とかに駅で箱根ソバ食べてました。
今回の週末の帰省も小田急を使ったんですが、住んでいた駅の前を通った時、懐かしかったです。ここから始まったんだなぁ、って感じ。

帰りも小田急だったけど、なんかね、小田急ってよく寝れるのよ。座ると必ず寝れる。そんなに眠くなくても寝ちゃう。寝とかなきゃいけない気がする。考えてみれば、高校の時から小田急使ってて、その頃からよく寝ちゃって、気がつけば町田とかに行ってたな。
桃鉄でお疲れ気味だったから速攻寝て、相模大野で車掌さんに起こされた。コレ、ここ最近の恥ずかしい話ですな。新宿行きに乗り換えてもまだ寝ようと、睡眠体制に入ったんだけども、隣に座った若い化粧をしたどっから見てもお水系の女の子が、携帯鳴らしまくりで起きちゃった。
んで、とうとう会話しはじめた。なんか甘ったるい、せつな〜い声で喋ってるじゃないの。営業かしらねー。てかウルサイんですがー。よく聞けば中国語じゃないですかー。意味不明で更に気分が悪いですー。町田から豪徳寺まで喋り続けて、ホントに相手は相槌打つのがやっとじゃないかと思うくらい喋り続けて、終わったと思ったらまた電話かけて。結局「参宮橋」(終点新宿の2つ前)までずっと喋ってましたよ。「ニーハオ、ニーハオ」。このアタシを寝せないなんて。ツワモノ。
もうイライラ限界でかなり不機嫌が顔に出ていたと思います。そしたら、やっと彼女も電車のマナーに気づいたのか、申し訳なさそうにアタシの顔を覗き込み、「スィマセン・・」と片言の日本語で話しかけてきたのが南新宿(終点新宿の1つ前)。

「スィマセン・・乗ッテル、コレ新宿行キマスカ?」

・・はぁん?

一瞬頭の中が真っ白になり、頷くのが精一杯でした。
何?え?なんて言った?あ!日本語か!って事は日本語で返事していいのか?てか日本語分かるなら携帯のマナーの車内放送分かるだろが。あームカムカ。でも新宿行くかどうかわからず電車乗ってたのか、この子?なんで?新宿行きじゃなかったらどうすんのさ?最終だよ??え、ねぇ?化粧濃いよ?

そんな事が頭を支配しているうちに、終点新宿駅に着きました。彼女はドアが開くと同時に降りて、ヒールの高い靴でホームを走って行きました。階段もケタタマシイ音をたてて登って行きます。その後姿になんか切羽詰ったモノを感じ、
「あ〜、ひょっとしたら離れ離れだった恋人と、日本で感動の再会なのかなぁ。だからお洒落してたのかな。慣れない日本でどの電車のればいいか分からなかったから、電話しっぱなしだったのかな」などと想像を膨らまし、あんだけ電話で確認したのにまたアタシに確認したその子が健気でかわいく思えて、ついうっかり車内のマナー違反を許してしまいそうになりました。

そんなに甘くないけどね。

へっ!って自分に突っ込み入れながら、土曜のレッスンの着替えの入ったデカイカバンと、キックボードと、「たこ焼きの夢」を持って、アタシの部屋へと帰って来ました。長い旅だったぜ。

コメント