楽日

2004年3月28日
開場15分前に、役者、スタッフみんなで輪組みをして、「俺達最高!!」「今日もいい芝居〜♪」と気合をいれました。
不思議です。芝居をしなかったら出会わなかった赤の他人と、今は大きな家族のようです。今日は夏日の暑さです。

袖で開演を待っている時に、頼んでおいた客入れ曲をちゃんと流してくれたり、見えないトコロで支えてくれている人の多さに、この4ヶ月がどっと押し寄せてきます。胸がいっぱいです。
本番が始まると、そんなアタシはどこかへ行って、気がついたら終わってるんだけど。それでも、最後のアクションを袖から見守ってる時は、「これで最後だー!」と二人の自分がいて、おかしな感情がありました。

カーテンコールで、信じられないくらいのお客さんが、狭い箱でぎゅうぎゅうに座りながらも、拍手してくれるいるのが、ホントにうれしかったです。公衆の面前で泣くのはイヤなんだけど、ここは自分がとても素直になれる場所なので、止まりませんでした。

なんて濃い一週間だったんだろうと思います。今日、前働いていたお店の人がきてくれて、それがすごく懐かしい事のように思えて、たった1週間なのに、何ヶ月分にも感じました。

もう少しこの人達といたいと思いました。

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