ビバ・Chicken Race

2004年5月30日
レンジャーの芝居が終わって、自分のCDの製作が終わってからの週末は、目下、自分を肥やすことです。

いや、言い方がちょっと悪い。確かにちょっと太ったけど・・。

「自分を豊かにする」ことです。

芝居を観にいったり、ライブを観にいったり、ビデオを観たり、本を読んだり。太陽にあたったり。
今日は美容院に行って。
それからChicken Raceのライブを観に町田まで行きました。

一人で行ったもんだから、場を持て余した。
始まるギリギリに行ったんだけど、セッティングをしてる時、前のバンドが終わってお客さんがドリンクカウンターに行って、ホールが広くなって。地元だと、いつもこの時間友達がいっぱいステージの前に群がるのに、大丈夫なんだろうか?と心配になった。
オープニングが始まった。
アースウィンド&ファイヤーの「セプテンバー」。
ノリノリですね。5月だけど。
最初ベースの音が出なかったり、垂れ幕(?)が落ちたり、張りなおしてまた落ちたり。

ふと気づけば、ドリンク取りに行ったお客さんも続々帰ってきて、みんなはしゃいでるじゃありませんか。さすが。すごいよ。かっこよかった。Good Job!!ご本人様はへこんでたけど、よかったよ。西海岸を思い出したよ。行った事ないけど。江ノ島とか、7134とか。
一番後ろで見てたけど、音楽が「商品」に「エンターテイメント」になってた。届いてきた。かき鳴らせばよかっただけのギターが、人を巻き込んでいて、あたしは感動させられたよ。善行Zとか、懐かしい。全然違うね、あの頃とは。でも音を聞くと、昨日の事のように思い出すよ。

新宿に帰って来て、フラフラと路上ミュージシャンの、人だかりに近づいてみたら、そこで演奏して、一番人を集めていたのは、高校の時お世話になったPA会社の先輩でした。
こんなところで会えるとはね。月は昨日よりちょっと雲にかすんで見えた。4年前と同じ月なのに。

自分は今、どのへんに、いるんだろう。

少しは、あなたに、近づけましたか?
帰ろうとしたら、来た道はなくて。
進むべき道も、なくなった・・・。

ここは束縛もされないけれど、何も、ない。
冷たい風。
間違いばかり、さがしてる。

あたしの心地よい音楽、幸せにする言葉
持ってる人、ここには  いないみたい。
色んな事、犠牲にして走ってきたけど、
どこへ向かってたんだろう?
差し出された手も、信じられない

どーやってここまで来たんだっけ?

どうして、ここにいるんだっけ?

探してたのは何だっけ?

どんな大人になりたかったの?

もう 戻れない。

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