上記タイトルの小説を読んでいます。作者は伊坂幸太郎。まだ途中だけど面白い。漫画みたいな展開。会話や突っ込みが面白い。
銀行強盗をしたメンバーが他の銀行強盗をしたヤツらと逃走中に交通事故を起こす・・・みたいなついてない話。

こないだ読んだ宮本輝の「私たちが好きだったこと」も余韻はあったけど、なんか3流ドラマっぽくてしょぼかったなぁ。宮本輝さんは「錦繍」がよかった。「避暑地の猫」もいいけど暗すぎる。なんか全体的に湿っぽい。避暑地だからしょうがないのかな。
あと最近読んだのは東野圭吾さんの「時生」。ミステリーと言いながらこんだけドラマチックに書き上げるのはこの東野圭吾さんだけでしょう!

私が本を読むようになったきっかけは、東野圭吾さんの「白夜行(ビャクヤコウ)」なんです。それから東野さんの本を買いあさり、ほとんどの本を読みました。一番夢中になっていた頃は、「東野さんの恋人は一番先に新しい小説を読めるんだろうなぁ。いいなぁ。」なんて考えちゃうくらいにハマってました。
それからも色んな作家の本を読みますが、これほど作家にハマッタことはなかったです。宮部みゆきとかは、あれはハマったら長そうだから最初から読まないことにしました。なんせ東野圭吾で数十冊になるんですから、他に浮気(しかも宮部さんみたいにたっくさん本を出してる人に浮気!)してたら本棚がもちません。

でも今、そんな宮部みゆきサンの「弧宿の人」って本を借りて読んでます。伊坂さんと平行で。「孤宿の人」は宮部さんの中でもミステリーじゃなくて時代モンなので伊坂さんのギャングモノと平行して読んでも混乱しません。まだちょっとしか読んでないけど、なんか言葉がむずかしい。でもちょっと頭を使って読むくらいが丁度いいのかもね。上下巻あるので先が楽しみです。

話はそれましたが、私の大好きな東野圭吾さんの「白夜行」がドラマ化されました。ビデオに録ってて、まだ見てないけど、私に読書を教えてくれた本のドラマ化ですから、これはただ事じゃありません。原作を裏切らない作品になることを期待しています。

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