ニートの路上ライブ

2007年10月12日
ニートの路上ライブ
9月末で昼の「老人ホーム給食調理」を辞めました。
体力仕事で足がもうダメになって、しかも給料安くて、社員になっても給料安いし、残業付かないとかだし、「こりゃ未来がないな」と思って。パートだったしね。
何か新しいことを始めるなら、最後のチャンスとゆーか、私、早く子供欲しいとは思ってるし、だったら結婚しなきゃだし、結婚てなると仕事も狭まるし、とか。色々悩んで。

んで、仕事辞めて10日以上たったんだけど、まだ、次の仕事が決まらないの。
なぜかとゆーと、まぁ、色々あんだけど、
頑張ってもうまく行かない。
となると、私に何か重大な欠点があるんじゃなかろうか・・・と、悩む。
落ち込む。
茫然自失。
はたから見るとそんなに凹んでるようには見えないかもしれないけど、
それはもう、「消えちゃいたい」と思うくらいイヤんなっちゃう。

だーけーどー。

自殺するほど落ち込んでるわけじゃないし、誰かが殺してくんない限り「消えちゃえない」んだから、やっぱ、なんとかこの事態を打破せねば。

とゆーことで、私、「ながし」になるか。
と思い、

思い立ったら即、行動。
とゆーことで、昨日、藤沢で路上ライブに初挑戦。

勢いで藤沢駅まで行ってみたものの、さて、どこで歌うの?
意外と、一人ぼっちで、怖気づいてきた・・・。
ギターもそんなに弾けないし。
私、もう25歳だし、ちょっと恥ずかしくないか?
やっぱ、このまま帰ろうかしら。

と、そこに、超偶然なんだけど、私にギターを教えてくれた師匠が通りかかった。

なぜこのタイミングで。

教えてくれたといっても、最初にコードを教えてくれただけなんだけど。私はこの人と出会わなかったらギターどころか、音楽もやってなかったかもなぁ。その人もいまだに音楽を続けていて、頑張ってるって姿が私にも勇気をくれる。「師匠も頑張ってくだされ!鶏競争!!」

そして、背中を押されて、路上ライブ決行!

始めてみると、たいしたことなかった。
だって、あんまり聞いてくれる人いないものww

そういえば、20歳の誕生日にワールドカップで賑わう歌舞伎町で歌ってた事をおもいだしました。・・・なんであんな事したんだろうw

あれから5年しか経ってないのに、何に怖気づいていたんだろう。
どれだけ弱くなってたんだろう。
それは、支えてくれる人に甘えてきて、一人でいる強さをなくしてきた期間だったのかな。何かに躓くと、人のせいにしたりして。
「自分は正しい。頑張ってるんだから報われきゃおかしい。」とかちょっとあつかましくなったかな。おばさんだな、もう。
そんなんだから、仕事も決められないのかな。
でも守らなきゃいけないものはどんんどん増えてきて、その分身動きがとれなくて、保守的になって、それが大人になっていくことかもしれないけど、5年でこんなに変わったと気づかされた。

それでも、一人立ち止まって聞いてくれた人がいました。
うれしい。
その人も路上ライブやる人らしく、このあたりの「なわばり」みたいな話を教えてもらいました。知らなかったら絡まれちゃうかもしれくて、とてもいい話を聞けました。初日にそんな人と出会えるなんて、やっぱアタシついてる〜♪
「歌ってくださいよ!」と言ったら、歌ってくれました!私のギターと同じものを弾いてるはずなのに、なぜにあんなにも音色が違うんでしょ。素敵でした。
そして、CDまで買ってくださいました。

世の中捨てたもんじゃないね♪

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